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変わらない日常に終わらない日々にいやになったとく泣く僕に
君は手を差し伸べた
それが救いかどうかなんて正解はないけれど
「終わりたい」と願うことは悪なんだと
そう思うしかなかった
空の青さが涙にとけて
考えることをやめてしまった
まっすぐに前を見つめて歩く君を
僕は必死に追いかけた
太陽よりも明るくて、花火のようにはかない君は
なんでかいつもぬれた瞳で僕に言うんだ
「助けて」
なんてできる事はないはずなのに
輝く雫が落ちないよう精一杯虚勢を張って道化を演じて
多すぎるほどの言葉で覆い尽くして
もう一度まばゆい花が咲いたらまた照らすんだ
僕のぬかるむ足下にも気づかずに道の先を照らし続ける